マウスチャタリングテスト
枠の中を各マウスボタンでクリックして、押していないダブルクリックが入っていないか確かめましょう。
仕組み
マウスのボタンの下には、それぞれ小さな金属のスイッチがあります。スイッチが劣化すると接点が跳ね返り、1回の押下が「押す・離す・押す」として送られます。パソコンからはダブルクリックに見えます。これがチャタリングです。
このテストは枠の中での押下と解放をすべて記録し、ボタンを離してから次に押すまでの間隔を測ります。普通のペースで50 ms以内にボタンを押し直せる指はないので、それより短い間隔は指ではなくスイッチの跳ね返りです。バタフライクリックだとこれに近づくことがあるので、ここでは普通にクリックしてください。
右クリック、ホイールクリック、サイドの戻る・進むボタンも、枠の中ならメニューを開いたりページを離れたりせずに記録できます。データが端末の外に出ることはありません。スクロールするとホイールが飛ぶ場合は、マウスホイールテストで確認できます。
結果の見方
各ボタンをいつものペースで10回以上クリックしてから、テストを終了します。判定されるのは十分な回数クリックしたボタンと、すでにチャタリングが出たボタンだけです。
チャタリング0回なら合格です。1回だけなら、もう一度テストする価値があります。偶然のこともあれば、スイッチ劣化の最初の兆候のこともあります。1回のテストで2回以上なら、スイッチが壊れかけています。
壊れかけたスイッチは、たいてい悪化していきます。多くのマウスはスイッチ交換で直り、保証の対象になることもよくあります。OSのダブルクリック速度の設定を上げても効果はありません。跳ね返りはどんな設定よりもはるかに速いからです。
キーボードで文字が2回入力される場合も、同じ故障です。キーボードテストなら全キーでチェックできます。
スイッチが合格なら、クリック速度テストでどこまで速くクリックできるか試してみましょう。壊れかけたスイッチは、速くクリックしたときに最初に症状が出ることがよくあります。
よくある質問
マウスが1回のクリックでダブルクリックになるのはなぜ?
ほとんどの場合、スイッチの劣化です。内部の金属接点のバネが弱まり、1回の押下が跳ね返って2回のクリックとして読み取られます。ほこりや静電気でも、一時的に同じ症状が出ることがあります。
マウスのチャタリングを直す方法は?
まずここで確認してください。このテストでチャタリングが見つからなければ、原因はマウスではなく設定です。見つかった場合は、ボタンの下のすき間にエアダスターを吹き付けたり、何度か強めに押したりすると、しばらくは改善することがあります。根本的に直すには、スイッチの交換(簡単なはんだ付け修理)か保証修理です。スイッチの劣化はよく知られた不具合なので、保証で対応してもらえることがあります。
チャタリングの原因はマウス?それとも設定?
このテストでチャタリングが見つかれば、原因はハードウェアです。テストは設定の影響を受けないボタンの生の信号を読み取っています。テストで問題がないのにダブルクリックが起きる場合は、OSのダブルクリック速度やクリックロックの設定を確認してください。
サイドボタンもテストできますか?
できます。戻る・進むボタンはテスト枠の中で記録され、テスト中にブラウザーがページを移動することはありません。